
土嚢を積んで始まった物語
2011年、大洪水のバンコクで掲げた一枚の暖簾
2011年11月1日。土嚢を積んで
2011年11月1日。私たちがバンコクの隠れ家的な場所で「蕎麦九(SOBAQ)」をオープンしたあの日、街は歴史的な大洪水に見舞われていました。店の前には高く積み上げられた土嚢(どのう)の山。不安な日々が続く中でしたが、「どんな時でも、本物の日本の味で、お客様が安心してくつろげる場所を作りたい」。そんな一心で、私たちは暖簾を掲げました。
店名に込めた「願い」と「遊び心」

九 · KYŪ
店名の「九(きゅう)」は、古くは「ここのつ」とも呼ばれ、「たくさん」という意味があります。「一人でも多くのお客様にご来店いただきたい」という創業時の願いを込めました。また、タイで最も縁起が良いとされる「九」と、日本の「蕎麦」を組み合わせて「蕎麦九」と名付けました。
そして英語表記の「SOBAQ(ソバキュウ)」。これは、私たちが子供の頃に大好きだったアニメ「オバケのQ太郎(オバQ)」にかけた、ちょっとした遊び心です。「敷居の高い店ではなく、親しみやすい存在でありたい」。そんな思いを込めて、お客様から愛着を持って呼んでいただけることを願っています。

実は「100種類以上」の一品料理
蕎麦九のもう一つの顔は、多彩なメニューです。実は当店には、100種類以上の一品料理が並びます。
お酒を片手に仲間と語らっているうちに、「美味しくてつい食べ過ぎて、もうお蕎麦までたどり着けない!」と嬉しい悲鳴をあげるお客様も少なくありません。私たちはそんな瞬間こそが、蕎麦居酒屋の醍醐味だと思っています。
もちろん、最後には私たちが丁寧にお作りした「胡麻そば」をご用意しておりますが、まずは目の前の美味しい料理と、楽しい会話を心ゆくまでお楽しみください。



· 100種以上のメニューより一例
「心の提供」と「味の提供」

私たちが提供するのは、黒胡麻を練り込んだ特製の「胡麻生そば」。いわゆる蕎麦専門店のようにお蕎麦そのものの強い香りを追求しているわけではありません。お酒を飲んだあとの〆の一杯や、お腹が空いた時にふらっと立ち寄って、箸を動かす。そんな日常の風景に溶け込める、飽きのこない素朴な味を目指しています。
「濃いめの醤油を使った関東風のつゆ」と合わせて、気取らずにズルズルと味わっていただくのが蕎麦九流。

胡麻生そば · GOMA NAMA-SOBA
私たちとタイのスタッフが一丸となり、明るく、風通しの良い空間作りを心がけています。もし「もっとこうしてほしい」というご感想があれば、ぜひ教えてください。お客様と一緒に、より愛される場所へと育てていきたいと思っています。
お車でお越しのお客様へ
店舗の前に、7台分ほどの駐車スペースをご用意しております。お車でも気兼ねなくお越しください。
